”寝る子は育つ”ってホント?赤ちゃんのレム睡眠ノンレム睡眠

育児のあれこれ

こんにちは!

ぼく
ぼく

今日は幼少期における睡眠の重要性についてお話しします。

寝る子は育つという事を誰もが聞いたことがあると思います。

誰もが睡眠は大事だよなーと思ってはいると思いますが、では寝ることでどういったメリットがあるのか?適正な睡眠時間はどれくらいなのか?など睡眠について正しく認識できている方はなかなかいないのではないでしょうか?

私たち夫婦はブログ開設当初からモチ子を寝かしつけることに力を注いできました。おかげで夜もお昼寝もしっかりしてくれる子になっています。この記事では実際のモチ子の睡眠時間もお伝えしながら睡眠の効果・重要性について調べたことをお話ししていきます!

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子どもの睡眠の特徴と目的は?

子どもの睡眠の特徴として最初に挙がるのは睡眠時間の「長さ」と「深さ」です。

大人の睡眠の目的は”健康維持”ですが、子どもは健康維持に加え「脳の発達と体の成長」という要素が加わるため大人の睡眠に対して長く深くなっています。

長い時間眠れる「睡眠力」って?

生まれたばかりの赤ちゃんは1日16時間程度寝るのに対し70歳になると6時間程度しか寝られなくなります。長時間寝られるのか「睡眠力」が必要で年齢を重ねる頃にこの力は落ちていきます。

大人は疲れたから寝るというイメージを持っていましたが、年を重ね疲労が増すはずが逆に睡眠は短くなってしまうようです。年を重ねても「睡眠力」を維持するには子どもの頃からの「睡眠教育」を大切にすることをオススメします。

モチママ
モチママ

小さいとき、「なんで大人は早起きなんだろう」と思った。けど私は未だにひたすら寝たい派。

聞いたことある「レム睡眠とノンレム睡眠」。深く眠ってるのってどっち?

睡眠には2種類あります。

夢を見ている「レム睡眠」ほとんど夢を見ていない「ノンレム睡眠」です。

“レム”はrapid eyes move(早い眼球運動)の頭文字(REM=レム)を取っています。

「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」、見分け方の一例

「レム睡眠」 = 早い眼球の運動がある→脳が覚醒している→夢を見る→浅い眠り

「ノンレム睡眠」 = 早い眼球の運動がない→脳が覚醒していない→夢を見ない→深い眠り

モチママ
モチママ

最近わたしは夢ばっかりみてるから「レム睡眠」・・・。モチ子が寝られているか気になって眠りが浅い気がする。

それではそれぞれの大まかな役割について見てみましょう。

「レム睡眠」は昼間経験したことを整理する時間です。子どもにとっては脳を発達させていると考えられています。効率的に睡眠を取ることで脳をしっかり育てることができると言えます。

 

「ノンレム睡眠」は体の成長に欠かせない”成長ホルモン”が多く分泌される時間です。効率的に睡眠を取ることで子どもの体を強く育てる事ができると言えます。

どちらの睡眠も子どもの成長にとって重要な役割を担っている事が言えそうですね。

それぞれの睡眠についてもう少し掘り下げてどのような効果があるのか?どういった事に注意すべきか?を解説していきます。

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レム睡眠で脳を発達!頭のいい子に!

「レム睡眠」時に脳が発達するという事でしたが質の良い睡眠を取るとなぜ「頭の良い子」が育つのかメカニズムを説明していきます。

ぼく
ぼく

ちょっとむずかしいけど大切なこと!

まず頭がいいかどうかというのは、脳の「神経細胞(ニューロン)」が関わっています。

脳は1000億個ある「神経細胞」によって機能しています。外部の情報が入ると「神経細胞」から「神経細胞」へと伝えらますが、その細胞同士の結合部分を「シナプス」と言います。頭のいい人は「神経細胞」と「シナプス」の数が他のひとよりも多いのです!

脳は0~2歳までにかなり発達するようで、頭の良し悪しに重要な「神経細胞」と「シナプス」が莫大に増える時期なのです。「神経細胞」と「シナプス」を効率的に増やすには昼間にたくさんの経験をさせ、夜に良質な睡眠を取らせることが非常に大切なのです。

 

また「レム睡眠」時には自律神経も強化されている考えもあります。

自律神経とは、例えば腕を上げるというような運動神経と違って自分の意図で動かす事ができない神経で、臓器などの活動を調整する神経です。

 

「レム睡眠」時には心拍数が上がったり呼吸が乱れたりし自律神経が不安定な状態になります。この自律神経の乱れによって、自律神経が強化されていると考えられているのです。

自律神経が強化されると心臓や胃腸が強くなり、免疫力UPが期待でき、これが「本番に強い」「ここぞの場面で本領を発揮できる」というような肝の据わった子に育てる大切な要素の1つになり得ます。

ぼく
ぼく

脳の発達だけでなく、メンタルまで。蚤の心臓の私には目から鱗の話でした!

ノンレム睡眠で成長ホルモンドバドバ!大きくたくましく!

「ノンレム睡眠」は”成長ホルモン”が分泌される時間です。

大人にとっても成長ホルモンは重要で、古い細胞を新しい細胞に変えてくれる役割があります。寝不足は美容の大敵と言いますが、この成長ホルモンの分泌が美肌や健康なカラダに必要不可欠です。

さらに子どもにとっての成長ホルモンは細胞を生まれ変わらせる他にも「大きくなるためのカギ」となる働きがあります。それは、骨細胞を刺激し骨細胞を増殖させ、骨の成長を促す働きです。この働きが子どもの成長に重要な役割を果たしています。

18歳になると骨の成長は止まりますので、それまでにいかに質の良い睡眠を取って成長ホルモンを分泌させるかが大切になってきます。特に眠り始めの3時間の間に成長ホルモンは大量分泌されるので、子どもが安心して深い眠りに入られる環境を整えてあげたいと思います。

知っておきたい!月齢別の適正睡眠時間は?

子どもの睡眠の特徴や質の良い睡眠の重要性については把握できましたが。どのくらい寝かせるのが理想的なのでしょうか?

モチ子の生後3ヶ月から4ヶ月の1日の平均睡眠時間を調べると13時間12分でした。

19時に寝て、途中授乳を挟み朝の7時に起きて日中は午前と午後で2時間程度の昼寝というのが最も多いパターンです。

moonyの公式サイトで月齢別の睡眠時間が紹介されていました。

月齢1日の睡眠時間
0~1ヶ月16~18時間
1~3ヶ月14~15時間
3~6ヶ月13~14時間
6~12ヶ月11~13時間
1~3歳11~12時間

モチ子は3~4ヶ月で平均13時間12分なので基準内でした。

夜の睡眠もまとめて取れているので質の良い睡眠を取らせてあげているのではないかと感じています。

生活リズムと睡眠の環境の改善で良質な睡眠を。

今では標準的な睡眠時間と規則正しい生活リズムを獲得した我が家のモチ子ですが、生後1~2ヶ月頃はなかなか夜に寝られない日が続きました。

私たち夫婦も寝かしつけに大変苦労し、なかなか休まない日々でした。

そこで夫婦で赤ちゃんの生活リズムや睡眠について調べ実践し、今の規則正しい生活に持っていくことができました。

今回参考にした書籍でも寝かしつけや寝る環境について触れられていましたが、ポイントは我が家ですでに実践している事が書かれていたのでやってきたことは間違いなかったと確信しました。

いろいろ頑張ってきました・・・

まとめ

\この記事のポイント/
  • 子どもの成長には良質な睡眠が必要不可欠
  • 0~2歳に脳は発達。良質な睡眠で頭の良い子に育つ。
  • 「レム睡眠」で自律神経を強くする。ここぞに強い子どもに育つ。
  • 「ノンレム睡眠」特に就寝後3時間で成長ホルモン大量分泌。大きくたくましいカラダに。
  • 生活リズムと睡眠環境の見直して良質な睡眠を確保してあげよう。
参考書籍

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