【育児本】自分でできる子に育つ!今日からできる褒め方、叱り方

育児のあれこれ

こんにちは!

我が家のモチ子は2ヶ月となりました。少し気が早いですが、モチ子とコミュニケーションが取れ始めると、どのように接すればいいのか自分の軸となるものがまだ見いだせていません。

少しずつではありますが育児本などを参考にノウハウを学び子育ての軸となる考え方を作っていこうと思っています。

今日は私が読んで参考になった育児本をご紹介します。

ぼく
ぼく

今日紹介するのはこちらの本です!

  

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「条件付き子育て」と「無条件子育て」とは?

この本では大きく以下のような内容について書いてあります。概要をさくっとまとめてみました!

 


「えらい」「上手」「すごい」「ダメ」「いけない」こんなほめ方や叱り方していませんか?

うちの子はまだ2ヶ月なのでこのような場面はあまりありませんが、この本を読まなければ気にせずやっていたと思います。

「えらい」「上手」のように、ただ単に褒めて褒美を与える事や、「ダメ」「いけない」のように、大人のエゴや都合で叱ることは子供の行動をコントロールしていることになり、その子の好奇心や、やりたいことを妨げてしまうそうです。このように子供の行動の善し悪しによって愛情の注ぎ方を変えてしまうことを「条件付きの接し方」と呼びます。

「条件付きの接し方」とは子どもが大人の思い通りに行動したときのみ愛情を与え、逆に期待に添わなければ愛情を引っ込めることをいいます。

子どもへの愛情をエサにする接し方をしてしまうと子どもは褒められた時のみ愛されると感じ、逆の時は愛されていないと感じてしまうのです。

えらい」「上手」のように、ただ単に褒めて褒美を与える事や、「ダメ」「いけない」のように、大人のエゴや都合で叱るような「条件付きの接し方」をしていると、一時的に親にとっていい子になるだけで誰かのために行動することができなくなったり、外的な承認でしか自己評価しなくなり周りの目を気にしすぎてしまう子になるリスクがあると言います。

じゃあどんな接し方をしたらいいの?

ぼく
ぼく

そこで大事なのが「無条件の接し方」だそうですよ!

「条件付きの育て方」とは反対に、「無条件の接し方」とは、子どもの行動の善し悪しには関わらず愛情を注ぎ、子供の主体性を重んじる接し方のことを言います。

意識する上で最も重要な事は子どものことをどのように考えているかです。

「条件付きの接し方」では、子どものことを信頼しておらず、一人では何もできないから、親が判断しなくては・・・というマイナスのイメージをもっています。そのため、ただ行動のみをみて善し悪しをつけてしまいます。

逆に「無条件の接し方」では、子どもを一人の人格者として尊重します。子どもの事を信頼することによって行動の裏にある理由や感情に注意を払い、どんな行動をとったときも変わらない愛情を注げられるようになります。

 


ぼく
ぼく

確かに僕も「子ども」と言えば、守ってあげなきゃ!とか大人がやってあげなきゃ!というイメージを持っていたので一人の人間としてみる(接する)というのは目から鱗でした!

「無条件の子育て」を実践するために、ほめ方と叱り方に気をつけることが最も重要となるそうです。僕が気になった双方のポイントは以下のようなことでした。

 

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ほめ方のポイント

Photo by Pixabay on Pexels.com

一般的にほめ方には大きく3種類あります。

①おざなりほめ・・・「すごい!」「上手!」など具体性に欠ける、中身のない表面的なほめ方。

②人中心ほめ・・・「やさしいね」「頭が良いね」「かわいいね」といった、性格・能力・外見といった表面的な特徴を中心としたほめ方。

ぼく
ぼく

①②のほめ方はNGだそうです。その理由は、ほめられないと自信が持てなくなる「ほめられ依存症」になったり、周囲からの評価が下がることを恐れ失敗を避けチャレンジしない子になったりするようです。

モチママ
モチママ

うわー結構今までもこんなほめ方や声かけしてたかも・・・

ぼく
ぼく

GOODなほめ方もチェックしておこう!

③プロセスほめ・・・「頑張って最後までやりきったね」「色んな方法をためしたね」といった、努力・過程・試行錯誤の手順を中心としたほめ方。

GOODなのは③のプロセスほめです!これを日頃行っていると、たとえ子どもが失敗したとしても自分の能力を否定することなく他のやり方を試すことで次は成功できるかもしれないという思考になり頑張る子に育つそうです

 

子どもが新しく挑戦する姿勢や努力を具体的に伝わるようにほめてあげましょう。そのためには日々の子どもの行動をよく観察することが大事ですね。

では叱り方のポイントは?

 

叱り方のポイント

Photo by Ketut Subiyanto on Pexels.com

叱るときにやってはいけないことは罰を与えることです。怒鳴ったり、ものを取り上げたり、行動を制限したりすること子どもにとって罰となるそうです。

このような罰を受けて育った子どもは力を使った解決方法が正当化されると認識してしまい、大人になってからも暴力や圧力で問題を解決しようとしてしまいす。

罰を使って子どもをコントロールする接し方は充分気をつけなければいけませんね。

ぼく
ぼく

本書の中では上手な叱り方のポイントがたくさん書かれていましたが、その中で僕が実践してみたい2つのポイントを紹介します

①「ダメ」「違う」を極力使わない

このような言葉を口走る前に子どもが何をしたかったのか、何を言いたかったのかを理解しありのままを受け入れ手を差し伸べましょう。

自分が取った行動が周りにどのような影響を与えるか具体的に説明してあげましょう。

②努力やプロセスに目を向ける

ほめ方と同様です。結果や能力を否定するのではなくやり方を見つめ直しフィードバックしてあげましょう。

 

この本のまとめ

自分でできる子に育てるには「無条件の子育て」の考え方が必要

まずは子どもを一人の権利を持った人として尊重し、どんな行動をとっても変わらぬ愛情をもって接しましょう。

ほめる時は具体性に欠けるもの、能力や性格をほめるのではなくプロセスをほめてあげましょう。

叱るときは罰は使わずプロセスを見直し次にいい成果がでるように導いてあげましょう。


いいほめ方、叱り方ができるよう毎日の子どもの行動をよく見てあげ、話をよく聞いてあげることが本当に大事だと感じました。

本書ではとても具体的にほめ方や叱り方、また研究報告について書かれているのでぜひ読んでみてください。

ぼく
ぼく

すぐにマスターできることではないと思います。少しずつ「無条件の接し方」に近づけるように頑張っていきます!

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