【平成生まれママ&パパ】平成流の子育てで令和ベビーはどうなる?

育児のあれこれ

こんにちは!

ぼく
ぼく

今日は令和を生きる子どものための育児についてお話したいと思います。

私は昭和生まれの両親のもと平成の初期に生まれました。ごく一般的な家庭でそれなりに伸び伸び育ててもらいました。現在の私の性格や考え方も親からのしつけや教育が影響しているなーと思うところがあります。

ただ、このままの価値観で令和を生きる我が子(モチ子)を育てて大丈夫なのか?新しい時代でうまくやっていけるのだろかと思い1冊の本を手に取りました。

モチママ
モチママ

いかにもパパが好きそうなタイトル!

2020年ごろから本格的に5Gの実用化の話が始まりましたよね。5Gの通信技術はこれまでの4Gの通信速度の100倍といい、AIや自動運転などの最新の技術がどんどん世の中に普及していくハズ。

通信速度の進歩は世の中の生活を便利にするだけでなく、環境や人間の価値観までも急速に変えていくことになると言われています。令和以降、5G,6Gの時代を生きていくことになる今の子ども達は歴史上経験のないような成長速度の世界を生き抜かないといけません。

そんな時代を生きる子への教育について、今までの常識や価値観を持った育児を見直し新しい時代に向けた子育てを考えたいと思うようになりました!

令和時代を生き抜くために求められるものは何なのか?それを育むために親が「すべきこと」「すべきでないこと」をこの本を参考にまとめてみました。

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Q.これからの子どもが生きていく未来はどうなるの?

今の子どもたちが大人になる頃、2035年~2045年ごろでしょうか?その頃の世界はどのようになっているでしょうか?5Gの次、6G,7Gの世界がやってきます。そのころにはAIが人間の能力を超えるといわれ、今ある多くの仕事がなくなるだろうと言われています。

また脳にICチップを埋め込むことで学習の必要もなくなり学校も必要なくなるなんていう予測まであるみたいです・・・

そんな世の中ではエンターテイメント・娯楽が世界の中心になるようです。これまでの労働がコンピュータに変っていくことで、人間はより人間らしい価値のあるものに時間を費やしていけるのです。

一見素晴らしい世界で「さぞ楽しいことばかりでストレスも少ない生活が送れて羨ましいなー」なんて思いますが、逆に人間へのストレスや苦しみは拡大していくと言います。

急速な時代変化のため先が読めない不安、大量の情報の中での評価地獄、社会の多様化による人間関係のストレスなど・・・

そんな時代に生き抜くために必要な力は「感性」「欲求」「感情」です。今でも大事な部分だと思いますが、より一層重要になるということのようです。

未来を生き抜くために必要なチカラその1.【感性】

現在AIはデータを解析し予測することにとどまらず、難しいと言われてきた”創造”する事までできています。テレビ番組や小説などすでにAIが作っているものもありますが、そんなAIもどのように応用していくかは人の手によって委ねられています。また今後のエンターテイメントでは人をワクワクさせる創造力が必要です。こういった事は人の「感性」が必要になってきます

未来を生き抜くために必要なチカラその2.【欲求】

また新時代では人の欲求がトレンドを大きく動かしていくでしょう。すさまじい速度で流行が変わるなかで人の「欲求」を敏感に感じ取れる力が必要となってきます。

未来を生き抜くために必要なチカラその3.【感情】

最後に今後は多様性の時代になります。様々な人が色んな価値観を持っています。人と接する中でストレスを感じる機会が増えてくると考えられます。自分と考え方が違う人が増え、それが今の時代より目立ってしまうと言うことです。そこでマイナスの「感情」をうまくやり過ごして健康な心の状態で生きていく力が必要になっていきます。

では、そんな新時代をうまく生き抜く子どもに育てるための育児とはどんなものなのでしょうか?

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あなたの”それ”価値観の押しつけかも?チェックしてみよう

下記のチェックリストで当てはまるものはありませんか?チェックしてみてください!

価値観の押し付けチェック
  • 子育てをするうえで強くこだわっていることがある。
  • 子どもに接するとき「~してはいけない」「~しなさい」と命令口調をしがち
  • 自分の両親からの教えで今も自分の中に強く刻まれ子どもにも理解させたいと思うことがある。
  • 「我慢しなさい」とよく言う
ぼく
ぼく

1つでも当てはまれば親の”古い”価値を押し付けた育児や教育になっていて、変化の激しいこれからの時代を生きる上で子ども自身や他人を苦しめることになるかもしれません。

多様な価値観、感性の時代。時間の使い方、仕事への向き合い方、他者への思いやりの程度など様々な尺度を持った人がそれぞれの価値観を大事にしながら共存していきます。AIやテクノロジー技術は発達・普及しながらも人とは接していかなくてはなりません。

親からの強力な信念を持った育児で育てられた子どもはその信念を引き継いでしまいます。強いこだわりを持った人は多様性の時代では他者へのイライラを感じることが増えてしまい幸せの障害になってしまうのです。

そんな危険を孕んだ現代の子育ての対策として近年提唱されているのが「戦略的子育て」です。

子育ての目標は「子どもが大人になったときに幸せになってほしい」ということですよね?

私たち親が子どもが大人になったときをしっかり想像し、先の時代には何が必要かを考えて子育てに向き合わなければ子どもの幸せを阻害する負の遺産を残してしまう事になりかねないのです。

先の時代を読み幸せになれる要素を教育していく戦略的子育てを実践していく上で親が「やらない方がいいこと」「やっておいた方がいいこと」を詳しく説明していきます。

「戦略的子育て」親がやらない方がいい 2つのポイント

ここでは親が子供に対してやらない方がいいことを2つ紹介します。

もちろん子育ては各家庭それぞれですし、決められたものではありませんのであくまでも1つの方向性として読んでいただければと思います!

親がやらない方がいいことその1.ある教育にこだわる

先ほども説明しましたが、親がある価値観や教育にこだわりすぎると子どもにも強い信念がすり込まれてしまいます。「好き嫌いはしてはいけない」とか「一度始めたら最後までやり抜きなさい」とか、一見もっともらしいように思えることも、これまでの親世代の価値観が私たちにすり込まれているという見方もできます。

親から受けた信念はどうしても時代の変化と共にズレていきます。このようなこだわりは多様な価値観や急速に変化する時代を生き抜くのに足枷となってしまう危険性があるんです。

またこだわりの強い教育は自然と「ダメだし」が多くなってしまいます。子どもは「ダメだし」を受ける度に自己否定の感情が優位になり、結果自信が低下してしまいます。

さらにこだわりの強い子育ては結果で評価を決めてしまうという傾向があります。そのこだわりに対してできたときは良い子、できないときは悪い子という評価となり親の価値観に合う行動を取らなければ自分に価値がないと感じる子になってしまいます。

このようにある教育にこだわった子育てはこどもの感性を押しつけ、「自己肯定感」を低くしてしまう危険性が高くなっているのです。

親がやらない方がいいことその2.我慢を強制する

厳しいしつけには我慢を強制する場面が多々見られます。「遊ぶのを我慢して勉強しなさい」「動画を見るのを我慢して早く寝なさい」など。このように我慢をさせるのは子どもの欲求を抑えることと同じ事なのです。行き過ぎた我慢の強制はやがて子どもが欲求や感情を感じなくなる危険性があるんです。新時代は感性、欲求、感情の時代。感性や欲求が鈍くなってしまった人は新時代で活躍できる人材の条件を失ってしまうのです。

「戦略的子育て」親がやったほうがいいこと 3つのポイント

新時代の戦略子育てのポイントは「こだわりの子育てをやめる」ことでした。では逆にやっておくべき事を紹介していきます。

親がやった方がいいことその1.自分の感性を大事にさせる

子どもの感性や欲求を抑えつけるのは良くないことでした。では逆に感性を伸ばす手助けをしてあげましょう。

具体的には子どもの「好き」「嫌い」「したい」「したくない」をどれだけ尊重できるかがポイントです。

基本的には子どもの感情を尊重し、やらせたいようにさせるのがベストだと思いますが、そういう時ばかりではないと思います。

家に帰らなければいけないのにまだ遊びたいと駄々をこねる子に対しては「遊びたい」という思いは尊重し、それを理解した上で説得してあげましょう。

最初は理解してもらえないかもしれませんが徐々に子どもが親の説得に対して感じる事は違ってくると思います。自分の気持ちは理解してくれているから両親の言うことも受け入れよう・・・と。

親が子どもの気持ちを理解していたら、また同じような場面があったとしても、あらかじめ「17時には帰るよ!それまで思う存分遊んでね!」というように事前に子どもに気持ちの準備させておくというな対策も取ってあげられますよね。

子どもの感情を尊重するというのは最初はなかなか難しいですが、意識するのとしないのでは大違いだと思います。

親がやった方がいいことその2.「始める」と「終わる」を軽やかにする。

子どもが何かを始めようとしたとき、また何かをやめたいと言ったときどのように対応しますか?

私は小学生の頃から大学まで野球をしていました。時にやめたいと思う時期はありましたが、途中でやめるなどとても言えませんでした。やると決めたことを途中でやめるのは最低なことだという信念がしっかり刷り込まれていました。(私の場合、続けて良かったと心から思ってるんですが)

「一度やったらやめられない」というように何かを始める上で真剣に思いすぎると、やめたときに「続かない自分はダメな人間だ」というように大きな挫折を感じやすくなります。

「自己肯定感」を育てるには「とりあえず始める。ダメならやめる」と言うぐらい軽やかにする必要があります。

新しいことがどんどん生まれる社会。自分に本当に合うものを見つけるにはこのくらい軽やかでないといけないのでしょうね。

親がやった方がいいことその3.親の疲労ケア

最近は共働きの家庭も多く、世のお父さんお母さんは本当に忙しい日々を過ごしてられると思います。会社での仕事、帰ってからの家事育児。休む暇なく慢性的に疲れがたまっている親がたくさん居ます。親が忙しく、疲れていると育児にも影響してきます。子どもが将来どのようになって欲しいとかよりも、子どもが今親にとっていい子であることを求めてしまうようになります。つまりは「我慢」を強いてしまうことになるのです。

忙しく情報にあふれた世の中でほっと一息休まる時間を毎日少しでもいいので作りたいですね。育児や家のことは夫婦同士で連携し助け合わなければ立ち行きません。普段からしっかりコミュニケーションをとって互いの負担を軽減させるような関係性を継続させたいですね。

私たち夫婦は普段の生活に”楽み”を作りたかったので毎月ご当地のグルメをお取り寄せしています。何にするか考えるのも楽しいですし、食べる時もふと日常を忘れられる時間になります。コロナ禍で外食もできないのでかなりオススメです。

この記事のまとめ

この記事のポイント
  • 今の子ども達が大人になる時代は歴史上経験のないほど急速な成長速度で世の中が変わっていく。
  • 多様性の世の中になりエンターテイメント中心の社会になる。
  • この時代を生き抜くためには「感性」「欲求」「感情」がキーワード
  • 今までの価値観を押しつける教育はNG。「感性」「欲求」「感情」3つの力を育てるためには戦略的育児に切り替える。
  • やってはいけないこと親があるこだわりの教育に固執する、我慢を強制すること。それらは感情を抑えこみ感性や欲求を鈍らせてしまう。
  • やった方がいいこと感性を大切に、始めると終わりを軽やかに、親自身の疲労ケアもしっかりと。
ぼく
ぼく

いかがだったでしょうか?戦略的子育て。言葉は難しそうでしたが、大事なのは子どもの気持ちを尊重しながら自由な感性を育てるといったところでしょうか。

この記事は「令和時代の子育て戦略」の一部を参考に私なりに解釈しました。本書ではより詳しくさらに深く書かれていますので興味がある方はぜひ読んでみてください。

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