知ってる?【現代子育ての最重要ワード】よく聞く自己肯定感ってなに?

育児のあれこれ

こんにちは!

ぼく
ぼく

今日は最近なにかとよく目にする「自己肯定感」についてお話しします。


モチ子が生まれて育児本を読む機会が増えました。
どういう子に育てたいとかどんな教育がいいかと育児本を読んでいく中で一番目にする機会が多かったのが”自己肯定感の高い子に育てよう”というワードです。


なんとなくポジティブで前向きな子?かなーという印象は持ちますが、実際どういう力を持った子なのか、どんなメリットがあるのか明確に説明しろと言われると難しいですよね。

今日は自己肯定感とはどういうことなのかどういった教育をすればいいのかを私が学んだことを子育て目線でご紹介していきますので、ぜひご覧ください。

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よく聞く”自己肯定感”って?

各書で表現の違いはありますが、自己肯定感を簡単に言うと自分に対して肯定的な感情で、ありのままの自分に満足をし、自信を持った状態のことを言うようです。具体的にどんな人が【自己肯定感の高い人】かというと・・・

\自己肯定感チェック!/
  • 自分は周りから愛されている
  • 自分自身が好きである
  • 自分ならうまくできる

このように、プラスの感情が自然と沸いてくるような人が自己肯定感が高い人ですね。ひとつでも当てはまるものはあったでしょうか?

思い返すと私はこの自己肯定感がかなり低い人間でした。何をするにしても自分はどうせできないだろうと決めつけたり、飲み会などでは自分が行ったら盛り下がってしまうのではないかと考えたり、誰かと二人になると楽しんでくれてないんじゃないかと不安になったり、自信がないのでよく声が小さいといわれたり・・・数々の自己否定の歴史が思い浮かびます。

皆さんはどうでしょうか?

特に日本人はこの自己肯定感が低いと言われており、実際に調査結果も他国に比べ低い結果が出ています。しかしそれは生まれつきや幼少期の育て方ではなく、日本人が長年”謙虚さ”協調性”を美徳としてきたことが影響していると思います。そのため日本人は「ナルシスト」や「自分大好きマン」を少し敬遠してしまうところがありますよね。まさしく私も自分大好きってかっこ悪くない?と思っていましたから、自ら自己肯定感をどんどん低くしてしまってたんですね。そういった自己肯定感の低い大人が増えるとそれが子どもにも継承してしまう恐れがあるんです。

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自己肯定感の高い子が望まれるのはなんで?

ではなぜ最近になって自己肯定感という事が言われてきたのか。

自己肯定感については政府の公文書にもたびたび登場します。政府の調査では自己肯定感の低い子達は将来への希望も小さく、行動への意欲も少ないという結果が報告されています。将来の日本を担う子ども達がそんな状況ではダメだと政府も様々な視点から取り組んでいるようです。

またグローバル化や技術革新による時代の変化に伴う必要性も言われています。グローバル化で一歩先を進むアメリカでは以前から自信を育てる教育が強調されています。そのおかげもあってか世界を代表する名だたる企業はアメリカのものが多いですよね。高い競争率や変化の激しい世の中で渡り歩くには自分に対する自信やチャレンジ精神失敗もバネにする力が必要です。こういった力は「高い自己肯定感」を基礎に生み出されるのです。

自己肯定感が高いとどんな良いことがあるの?

続いて自己肯定感の高い子の特徴や得られるメリットを紹介していきます。

チャレンジする勇気を与えてくれる

「自己肯定感」が高い人は自分に自信を持っています。最初は根拠のない自信かもしれませんが、その力が新しいことにチャレンジする原動力となります。たとえ失敗したとしてもその経験を次に活かすことができます。最初の第一歩を踏むことが人生の成功においてはとても重要だとあらゆる方、あらゆる本は言っています。高い自己肯定感はその最初の行動を後押しし、自分を成長させてくれるのです。

先行き不透明の時代に強くなる

これからは予測不能、技術革新による急激な環境変化が起こる時代です。人間はその激動の中で右往左往しながら生き抜かなければなりません。「自己肯定感」が高ければ、混沌の中でも「自信」や「感性」を武器に自分を見失わず自己実現に向け取り組むことができるでしょう。

いい出会いを呼ぶ

「自己肯定感」が高い人は積極的に人と関われるようになります。いかにAIやロボットが発達しても人との関わりは逃れられません。たくさんの人と会うことで自分に合う人にも出会える可能性が高くなります。

私も昔は人見知りで自己肯定感の低かったのが、社会に出て周りと交流を持った事で少しずつ自分に自信を持つことができました。そのおかげで人との交流も広まり、妻と出会い娘を持つこともできました。今では「自己肯定感」がいかに自分の出会いにプラスに働いたかが理解できます。

人生の幸福度が高まる

自分に自信を持てば行動力に繋がります。行動力は人間の健康的な営みの根源です。ポジティブな行動は仕事、プライベート関わらずあらゆる場面でプラスに働き人生を豊かにしてくれます。

また人間関係においても本当の自分を相手にぶつけられると大切な人に出会うことができるでしょう。人との関わりで得られる喜びや幸福感は自分一人では味わえないものだと思います。

「自己肯定感」が高い人は幸福度の高い人生を送ることができる可能性が高いと言うことですが、常に幸せな状態でいられるとはかぎりません。「自己肯定感」にも波があり良いときも悪い時もあります。悪い時にもポジティブな気持ちを忘れなければ必ず良い結果がついてくると信じています。

自己肯定感の高い子に育てるには?

では、自己肯定感の高い子に育てるにはどうしたらいいのか?5つのポイントを用意しました。

OK 愛情を注ぎ、主体性を重んじる

子どもの「自己肯定感」を高める上で一番大切なのは親からの愛です。親から愛されていると感じることこそが「自己肯定感」の第一歩。そのためには日々のスキンシップや言葉かけはもちろんの事、子どもを一人の人間として接し、主張をしっかりと受け入れてあげることが重要です。そうすれば子どもも自分は愛され、認められた存在である事を実感してくれることでしょう。

OK見守る子育て

子どもが自ら何かをやろうとするとき、「自分で服を着ようとしている」「新しい遊びに挑戦している」といった時は危険がないとき以外は親が横から手を出さず見守ってあげたいですね。そして上手にできたらしっかり褒めてあげましょう。結果に対して褒めるだけでなくうまくいった過程も褒めてあげると子どものモチベーションにも繋がります。「両手で服をしっかり掴んで少しずつズボンを上げられたね」とか「下に大きい積み木を置いたからこんなに高く積み上げられたんだね」とか。

OK新しいことを始める、途中でやめるを軽やかに

昔から「一度やると決めた事は最後までやり抜きなさい!」と言われ、好きでもないことを嫌々続けたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?そういった環境で物事続けると我慢強さは育つかもしれませんが、自己肯定感は下がる可能性があります。子どもの頃は何が好きか、何が自分に合っているかはすぐには見つけ出せません。子どもがやりたいと言ったらそれをサポートをして、違うと思ったらすぐにやめて、次のやりたいことを探す。そうやって本当に自分の好きなこと、没頭できることを見つけてあげたいですね。好きなことに取り組むことは気持ちの良い環境、自分の好きな人たちに囲まれた環境は自然と自己肯定感を高めてくれます、また好きなことに出会えた、それを親がサポートしてくれたという事に対しても愛情を感じてもらえると思います。

NG「ダメだし」が多い

子どもは「ダメだし」を受ける度に自己否定の感情が優位になり自信を失ってしまいます。子どもの欲求に対し頭ごなしに否定するのではなく、まずは子どもの欲求に耳を傾けることが重要でその後に親の要求をちゃんと理由をつけて伝えてあげましょう。その要求は子どもの年齢にあったものかどうかも意識した方が良いでしょう。まだ言葉も分からない子に「静かにしなさい!」というのは無理がありますよね。

NG親が子どもについて否定または謙遜する姿を見せる

これはやってしまいがちだと思いますが、子どもの前で大人同士が話している時、つい自分の子どもについて話す時は否定や謙遜が入っていませんか?

よその子が凄いことをしていたら「うちの子にはそういうの向いてないと思うなー」とか、やったことに対し褒められても「そんなこと、たいしたことじゃないですよー」とか

子どもに向けて言っている訳ではなくても子どもには自己肯定の感情を抑えつけるものになってしまします。コミュニケーション上難しいところですが、子どもの前では気をつけたいですね。

まとめ

・「自己肯定感」が注目され、新しい時代を生きていくのに必要不可欠

・「自己肯定感」はチャレンジ精神や自分への自信を持たせてくれ幸福な人生を呼び寄せてくれる。

・子どもの「自己肯定感」を育むには親からの愛情が必須。我が子を一人の人間として尊重しよう。

・親が「自己肯定感」の高い姿勢をみせて子どもに自信を持たせよう。

以上、近年の最重要ワード「自己肯定感」についてでした。

私も昔は自己肯定感が低いと話しましたが、妻と出会い、娘と出会い今では「自分は自己肯定感が高い方だ!」と胸を張って言えます。自分を必要としてくれる周りの存在は本当に大切だと感じました。

また母から受け取った自分の育児日記をみて、親からの愛情をより強く感じたことも自分の自己肯定感が高まる上では大きかったと思っています。このブログを書き始めたきっかけでもあります。

我が子にもたくさんの愛情を注ぎ自分らしく幸せな人生の手助けができるようになれたら良いなと思います。

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